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    おはようございます。
    本日はこの暑い中ではありますが、第一次世界大戦中に起きた「クリスマス休戦」について、お話をしたいと思います。
    何故今なのか?と思われるかもしれませんが、深い意味合いは御座いません。
    ただ、戦争とは一体何なのか?そして憎しみを植え付けているのは一体誰なのか?
    戦争は何を生み出すのか?を書きたかったのです。




    クリスマス休戦


    第一次世界大戦のさなかである、1914年12月23日頃、ローマ法王ベネディクト15世のカトリック教徒への呼びかけによって最前線の兵士達は自発的に一時休戦をした。

    それぞれの国の兵士達は死者を埋葬し、手を合わし、キャンドルに灯りを点し、そして土と油で汚れたゴツゴツの手を互いに握り合い、配給品のタバコやソーセージ、酒を交換し語らい合った。


    まず先導をとったのはドイツ兵でした。
    塹壕にて、足元を照らす大事な明かりであるロウソクをクリスマスツリーに飾り付け、ドイツ兵はそれを高々と掲げました。

    その休戦にて数時間前までは銃口を互いに向け合っていたイギリス兵とドイツ兵は、互いに酒を交えたり、食事をしたり、クリスマスツリーの飾り付けを楽しみ、そして敵国同士でサッカーを楽しんだりとしたそうです。

    イギリス軍所属のJ.ファーガソン伍長は当時の様子を次の様に手紙に書いていました。



    握手をして互いにメリークリマスと挨拶した。その後はまるで何年もの友人のように語り続けた。
    ちょうど無人地帯の中央、鉄条網の間に私達とフリッツは立っていた。フリッツのなかに英語のわかるのがいて残りに通訳した。
    まるで街頭で円陣を組んで話し込んでいるようなものだ。

    すぐA小隊全員が出てきた。
    その後は円陣がまるで前線全てにに繋がったようにあちこちに出来た。
    暗闇のなかで笑い声が聞こえ、煙草をつける火が見えた。
    互いに煙草を交換したものだ、言葉が通じないグループは身振りで何とかやっていた。
    クリスマス休戦

    クリスマス休戦2

    数時間前まで殺し合いをやっていた人間がどのようにして話し、笑いあえるようになったのだろうか。


    「フリッツ」と言うのはドイツ兵の事です、イギリス兵はその時「トミー」と呼ばれていました。


    しかし残念な事に、翌年からイギリス軍は砲撃の頻度を上げその砲弾によって多くのドイツ兵が命を奪われ、それに応戦するドイツ軍の砲弾それによって多くのイギリス兵が命を奪われました。
    この様な行為をさせたのは国の上層部であり、人類の最も優れた愛し、慈しむと言う心と良心を削ぎとり、罪悪感で染めたのです。


    上層部は、敵国の兵士との友好的接触によって兵士達の攻撃精神と敵対精神を削がさせない為という理由を付けましたが、兵士達に人間的感情に目覚めさせない様にする為のものだと私は思っています。


    その後、WW1はこのクリスマス休戦から約3年も続き、およそ1600万人もの戦死者を出しました。

    1914年のクリスマス以降、この素晴らしい「クリスマス休戦」は一度も行われなかったそうです。
    飛び交ったのは異国の兵士同士による笑い声でもサッカーボールでも無く、ただ冷たい鉄の弾丸と火薬のたっぷり詰まった砲弾でした。

    今の時代、兵士たちはしばしばこう呼ばれます。


    「ウォージャンキー(戦争中毒者)」


    クリスマスの休戦に応じたのが、敵の塹壕偵察の為であれ、砲台位置の偵察であれ、1914年のクリスマスには確かに言葉の通じない、兵士同士・人間同士の談笑が飛び交っていました。
    あの日の夜、独語と英語によるクリスマスソングが響き渡りました。
    あの日、彼らは思った筈です。「敵なんて何処にも居なかった」と・・・・・。



    戦争等、本当に不必要なものなのです。
    ですが、こういった事を繰り返してきた人類にとって、まさに刷り込みの様に脳の中にインプットされ、気に食わなければ他者を攻撃し、傷付ける行為も当たり前になってきている現在。
    必要以上に動植物を殺し生活する人類に付けられた「霊長類」と言う名前に違和感を覚えてしまいます。

    この言葉さえが・・・・驕りの一部の様に感じてならないのです。


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    コメント

    今は

    もうマトモな考え方をしている人は、戦争したい政府の命令には従わないでしょうね。
    今の政府には統率力はないですよ。
    あんな暴言を吐いちゃっているんじゃね。
    国民を単なる駒としか考えていない。
    人間だなんて考えられない。
    そんな奴等に実権を握らせておいて良いのだろうか。

    Re: 傍観の者様へ

    こんにちは、傍観の者様。


    本当に仰る通りだと思います。
    戦争をしたい政府の命令には従いたくは有りませんが、それでも第9条が変われば国民の義務の中に「徴兵」の文字が入るかもしれませんね。
    数で考えれば、国民の方が圧倒的に多いのですが、「彼ら」はそれを赦さないでしょう。

    人は洗脳されたがっている

    ごくごく一般的な人達が多くいる職場でいると戦争がはじまれば彼等はなんの疑いもなく戦場にいくでしょう。
    職場の一人が、自分が嫌いな人の陰口をいえばその人のことをよく知りもしない人達も同じように悪くいいます。
    自分が嫌いな人イコール悪い人という意識がまかり通っているのです。
    自分で体験して考えようとしない。

    ネットやブログなど、自分が選択して情報を得られる世界にいるとそんな人がまだいるのかと思ってしまいますが、世の中まだまだ余りにも多くの人が自ら洗脳されたがっているとしか思えない状態です。

    Re: ゆい様へ

    こんにちは、ゆい様。

    コメントを有難う御座います。


    >自分で体験して考えようとしない


    これはまさにその通りだと思います。

    自分で考える事をしない。と、言う事は、結局のところ結果を他人任せにして自らは如何様にも逃げれる事を第一としています。
    自ら考え行動する事は物凄く大変な時も有りますが、これから先の未来は「自ら考え行動出来るようにする事」が最重要事項になってきます。
    右向け右の時代ではもう駄目なのです。

    右を向けと言われたとしても、真正面でも左向きでも自分自身の行動に責任を持って動く時代であると私は思います。
    洗脳からの脱却・・・・。難しいですがとても必要な事ですよね。

    今年の8月15日

    終戦記念日
    敗戦記念日
    全国戦没者追悼式


    戦争について考える日


    戦争の【痛み】を忘れて、ゲーム感覚で見てしまうと、戦争に巻き込まれる。

    アメリカの軍事宣伝目的で作られた映画やゲーム
    これに【YES!】と言ったら、次の展開は、戦地に立つあなたの姿が・・。

    ボタン一つで戦争が成り立つ。

    これに、『恐れ』を感じない
    違和感を感じなくなったら、あなたは立派な戦士(戦死)かもしれない。

    ほぼ決定済み?


    国民には内緒で、安倍政権が勝手に日本の戦争参加を決めてしまって
    既に動き出している感じがします。

    あとは、ドサクサに紛れて自衛隊を戦地に派遣するだけ。


    あぁ・・これが実行される前に、何か大きな事件が起きなければ動きませんね。

    そして、政府が戦争参加に舵を切る。


    何が起こるのかしら?

    マスコミが大騒ぎして、煽るのかしら?


    え? 妄想ですよ。(汗)

    日露戦争当時、最大の激戦が繰り広げられた旅順要塞の攻防。

    この激戦の最中、日露両軍の間で「24時間休戦」が結ばれた事がありました。

    彼らは遺体を埋葬し、日本軍の従軍僧侶とロシア軍の従軍司祭が死者の供養を行い、配給品のタバコや缶詰、酒を交換したと言います。

    そこには「ありがとう」と「スパシーバ(ロシア語でありがとう)」の声しかなかったと・・・。

    この事をふと思い出しました。

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